宗教と信仰
布教の過程で各地に門徒勢力が生まれ、分派独立していった浄土真宗ですが、本願寺派の成立から石山合戦までを前編で解説いたしました。後半はいよいよ東西分派についてのお話です。 京都へ戻る 顕如派 VS 教如派 東西分派 西本願寺と興正寺 お東騒動 親鸞は…
西本願寺と東本願寺をレポートしたので、浄土真宗の西と東の分派の歴史とその背景などを解説したいと思います。 本願寺派の成立 中興の祖 蓮如 石山合戦(本願寺 VS 織田信長) 本願寺派の成立 浄土真宗は多数の分派がありますが、宗祖は一様に親鸞となって…
御朱印集めを寺社訪問の目的のひとつにしている方も多いと思います。そもそも御朱印は寺院に納経(写経を納める)した際に、領収印としていただいたものだったそうです。御朱印帳ではなく納経帳と読んだりと、宗派によっても違いがあって、御朱印を授与しな…
第3弾が完結編になります。昔の人々は神様との関わりを、政治で管理していました。明治維新で更に多くの政策を実行し、日本は「天皇を中心とした神の国」になろうとしていました。もしも戦争に負けていなければ、令和の天皇は神様として存在していたことで…
前回は神階と社格(一之宮)について解説しました。今回は社格の代表的な延喜式神名帳と、明治維新による近代社格制度を解説します。 延喜式神名帳 近代社格制度 延喜式神名帳 律令制の時代、中央集権国家を築くために、法を制定し、統治した土地に秩序を作…
どこの神社にお参りしたら、良いことが有ったとか無かったとか、人それぞれなのが神頼みの現実です。そうであっても、昔の人々はそんな神様にランク付けをしていました。これは願いを叶えるパワーの順番ではなく、古き伝統に基づいた格式(政治力説あり)順…
愛猫が眠る深大寺動物霊園から、7月15日に深大寺の僧侶に読経をいただいて、盂蘭盆会が行われるというお知らせが届きました。 お盆の由緒 日本のお盆 お盆の風習 ① 準備 お盆の風習 ② 本番 お盆の風習 ③ 施餓鬼供養 お盆の由緒 動物霊園からのお知らせの通…
ここ数年、ひとつの問題に答えを見出すべく悩み続けています。 とある寺院を訪れたときのこと。本堂でお参りをしていたら、隣に親子連れがいらっしゃいました。お父さんは神仏に真面目に向き合うことを息子に教えようと、厳しい口調で言いました。「礼して、…
先日とある葬儀社が主催する人形供養祭のお手伝いに行ってきました。人形供養は葬儀社が主催したり、神社や寺院で行われていたりします。今回は主催者側の立場から、人形供養祭を解説してみます。 (※ 写真はフリー素材) 人形を供養する訳 人形供養祭をする…
事件 安倍元首相の国葬が行われますが、その決定プロセスを巡って国民が反対を訴え、なんだかモヤっとした毎日となっています。安倍元首相が殺害された事件は、衝撃の大きさに加え、事件の因果関係に宗教団体が絡んでいたことから、大きな関心を集めることと…
古い寺社を訪れる時は、その歴史を学びながら、どんな社会で暮らしていた人が祈りを捧げたのだろう? と思いを馳せます。それが千年前なら、平安時代の中後期。五穀豊穣を祈ったり、誰かの幸せのために祈った人もいるでしょう。2千年前だと垂仁天皇の御代。…
我が生は 下手な植木師らに あまりに夙く手を入れられた悲しさよ と詩ったのは中原中也ですが、私にもこのフレーズがしっくりくる、ある思いがあります。以前どこかで書きましたが、私の両親は新興宗教の信者で、私も姉も妹も、物心つく前からその宗教に入信…