寺社探訪

寺社探訪とコラム

「つつじ祭りに行く」

先に申し上げますが、訪問日(4月18日)時点で、根津神社のつつじ苑は最高の状態でした。まだしばらく最高の状態が続きそうなので、是非訪れてみてください。このような花のイベントは、開花のタイミングがその年によって違っていて、良き頃合いを見計らうのが難しいですね。今年の桜レポートは良い頃合いでした。去年の秋に菊まつりに行きましたが、全く咲いていないという黒歴史になりました。せっかく満開で見頃になっても、春の雨や風で吹っ飛んでしまうということもあります。ということで、実は他の用事があって、用事のついでに少し早く家を出て根津神社に寄っています。

4月一杯根津神社で「文京つつじまつり」が行われています。根津神社のつつじ苑が見頃を迎えるのですが、そこに文京区が絡んでいろんなイベントを開催しているのです。4月2日には神輿の渡御がありました。根津神社の神輿は担ぎ手さんたちの迫力が凄くて有名ですね。他には毎日ではありませんが、伝統工芸の展示会や、文京区観光協会のまつりガイド、根津権現太鼓、食品衛生街頭相談、みどりの羽根募金、骨董市、露店、植木市、などなど行われているそうです。

平日のお昼前ですが、すごい人出でした。地下鉄の東大前駅から歩きましたが、もう途中から根津神社へ向かう人が多く見られました。これは週末などは大変なことになりそうです。境内ではつつじ苑に向かう通路と、千本鳥居に向かう通路にロープが張られていて、結構な行列ができていました。

つつじって歩道と車道の間に植えてありますが、種類が違うのでしょうね。こんなに色鮮やかに花が咲くものなのですね。つつじ苑に入るには300円奉納する必要があります。つつじ苑の中は、外周を大きくひと廻りする通路があります。狭い通路ですし、皆さん撮影しながらですから、並んでひと廻りするのに30分~1時間はかかりそうな気がします。300円は構わないのですが、時間の都合で入苑は控えて、外から鑑賞していました。

花がたくさん咲いているものもあれば、緑の葉がほとんどのつつじもありますね。調べてみると、100種類3000株もあるそうです。人が多いので落ち着きませんが、どこかひとつ腰を下ろせる場所を見つけて、遠目に眺めていても目の保養になります。

狭い通路を人々が歩いているのが見えますね。外国人の方も結構いらっしゃいました。皆さんスマホやカメラを構えて撮影しています。千本鳥居もすごい行列でした。千本鳥居の写真を撮るときって、先の方までズララララ・・・と並ぶ鳥居が美しいのですが、行列で並んでいると先の方は人の列で埋まっているという写真になりますね。私はつつじ苑にも千本鳥居にも行かず、ぐるっと露店などを見て回り(驚くほど安かった)、乙女稲荷の舞台にあがって少し景色を楽しみました。

下から見上げた感じだと、白いつつじが、存在感があって良く見えました。これはゴヨウツツジという種類だそうです。

本殿へのお参りもこの行列です。平日なのですが、4月の根津神社は毎日こんな感じなのですかね。いや、土日はもっと凄いでしょうね。お参りに並ぶ時間もないので、離れた端の方で一拝しておきました。

結局、つつじ苑も千本鳥居も並ばない参拝もしないとなると、結構時間が余ってしまい、境内に座ってゆっくり時間を過ごしました。それはそれで良い時間の使い方だったのかもしれませんが、当然ながらつつじ苑に入って内側からも観察した方が良い経験になったと思います。

 

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