寺社探訪

寺社探訪とコラム

「12月にしていること」

寒く風の強い日でした。年末ジャンボ宝くじを毎年買っていますが、未だに大きく当たったことがありません。マイナスを合計すると悲しい数字になりますが、一発逆転の可能性があるのも宝くじの魅力です。

昨年は西新宿で若かりし頃の自分の居た場所を巡りながら、宝くじを買いました。

今年は例年通りの立川ルミネチャンスセンターに行きました。一粒万倍日や大安の日は行列ができるのですが、この日はガラガラでした。日や場所を選んだり、その他諸々大きく当てるための鉄則のようなものが囁かれていますが、私は現実優先で買える時に買う感じです。当たる人はこのあたりの努力を怠らず、当たるべくして当たっているとも聞きます。

宝くじの入ったリュックを背負って、やってきたのは年末恒例の猫のお墓参りです。亡くなって5年が経ちました。毎年欠かさず年末年始と命日にお参りしています。深大寺植物公園からの通りも、紅葉が終わって冬枯れの木立になっています。

こちらは延命観音のある通りです。深大寺は門前の蕎麦店が立ち並ぶ通りが賑わっていて、多くの観光客が行き来しています。この延命観音のある通りはいつもひっそりとしていて、私はここがお気に入りなのです。延命観音に来年も大きく体調を崩すことなく暮らせるように祈願しておきました。

こちらは元三大師堂で、深大寺での様々な祈願が行われています。深大寺の元三大師像は初めて見た人なら必ず驚く程の異形の像です。その大きさと表情から放たれる迫力に魅せられ、ここにお参りに来る時は少し気持ちが変わります。あの元三大師像がご安置されているのだと思うと、自然と頭が垂れ、敬虔な気持ちでお縋りしたくなりるのです。しかしながら敬虔になっても欲の消えぬ俗物は、宝くじの大当たりを祈願するのでした。元三大師像は秘仏ですが、数年に一度ご開帳されています。

元三大師堂の近くに、深大寺動物霊園はあります。私は葬儀業界で長く働かせてもらっていたので、深大寺の僧侶の皆さんとも多く関わらせていただきました。私がこの霊園を選んだ理由は、顔や名を知る僧侶の皆さんが供養してくださるからてす。愛猫にとって私は唯一の家族なので、私が死ねば供養が終わってしまいます。それでも愛猫の魂が安らかに守られ続けるように、この霊園を選びました。年に数度は大きなイベントが開かれ、深大寺の僧侶の読経が行われています。

扉の中は図書館のようになっていて、細分化された区画が利用者に貸し出されています。私も小さな区画ですが、そこに骨壺や塔婆、花や写真などを飾っています。ちゅーるをたくさんお供えしているのですが、これは癌との凄まじい闘いで、他に食べられる物が無く、ちゅーるだけで生きていたからです。亡くなる数カ月後前からは、本当に痛く辛い日々だったと思います。命が尽きる最期まで頑張らせてしまいました。そのことが私には神聖な負債に感じられて、私自身も命が尽きるまで頑張らなければならなきゃならないと思っています。

動物の供養は観音様が定番です。30mの萬霊塔の足元には十二支観音菩薩様がご安置されています。今年も愛猫の菩提をお守りいただいたことに感謝し、来年もよろしくお願いしておきました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ

神社・仏閣ランキング