深大寺動物霊園にやってきました。ここには私の猫が眠っています。何とか年内にお参りに来ることができました。今回は深大寺動物霊園でのお参りの手順などをご紹介させていただきます。もしものためにペット霊園を考えている方々の参考になればと思います。
動物霊園は深大寺の奥の方にあるので、まずは深大寺の門前の風情と名物のお蕎麦を味わって、本堂と元三大師堂にお参りをしてから、動物霊園に行くことをお薦めします。霊園に入ると手水舎があります。こちらで手と心を清めます。
管理棟には霊園の事務所があり、お供え物や塔婆を求めることができます。手元供養品や展示物もあり、お手洗いも借りられます。自宅で遺骨を安置することにも、霊園に預けることにもメリットとデメリットがあります。
私が動物霊園を選んだ理由は、月日の流れでぞんざいに扱ってしまうことがないようにというのが1番です。霊園に預けていると、例えば私が入院しても、私が死んでしまっても、天台宗深大寺の祈りが、いつでも私の猫に向けられていて安心です。何年経ってもここは特別な場所で、神聖な気持ちでお参りすることができます。こちら( ↑ )の仏像には鳥獣観音と書かれています。やはり愛しいペットには、慈悲深き観音様についていてほしいですよね。奉納された緑ののぼり旗がたくさんあります。
昭和37年(1962年)の開園以来、深大寺動物霊園のシンボルは高さ30mの萬霊塔です。萬霊塔にお参りする前に、入口に記帳所が設けられていますので記帳します。
萬霊塔の足元はお堂になっていて、ここに十二支観音菩薩がご安置されています。いつでもお線香をあげられるようになっていて、本日も私の猫のために1本、人間どものせいで亡くなった動物たちのためにもう1本、線香をお手向けしました。
萬霊塔の周囲に多角形の建物があり、中は図書館のように納骨棚が並んでいます。皆さんそれぞれ区画いっぱいに工夫を凝らしています。私が契約しているのは小さな区画で、管理費は2年間で7000円です。そこに遺骨と写真、お花と水入れ、年忌法要の塔婆、パウチのご飯に鰹節とまたたび、よく遊んでいたおもちゃ、病院の先生から頂いたお花の写真などを飾っています。
納骨壇の区画を借りなくても、合祀する施設もあります。私の猫もいつになるかわかりませんが、こちらに合祀されることになります。こんな感じで毎回お墓参りをしています。お彼岸やお盆などには、深大寺僧侶の読経でイベントが行われます。毎回案内が届きますが、まだ参加したことがないので、いつかレポートしたいと思います。
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