伝統行事に行く
台風直撃が迫っていますが、東京は良く晴れていました。終戦記念日の8月15日に、靖国神社に戦没者追悼に行ってまいりました。今年は仕事で7月のみたま祭りに行けなかったので、終戦記念日に来たという訳です。同じ靖国神社でも、訪れる月によって雰囲気が…
国立市の多摩川河川敷公園に「国立まと火」を見に行って参りました。かつて国立市民だったことがあり、家にチラシが入っていたので、名前だけは知っている行事でした。この日の東京は34.6℃まで気温が上がったそうで、東京都では50人以上も熱中症で緊急搬送さ…
夏越の大祓というのは、6月30日に神社で行われる神事で、今年が半分済んだことで、半年間に自分が背負った罪や穢れを人形(ひとがた)に託して自身を清め、無病息災を願うという儀式です。茅の輪くぐりというのを行うのですが、毎年何となく参加しています…
2024年の日枝神社の山王祭(神幸祭)を観に行きました。都心を総勢500名、300mの長さの行列が通ります。前回は私が見た神幸祭の様子をお伝えしました。今回は山王祭の公式HPの情報を基に、「神幸行列」の詳しい様子をお伝えいたします。撮影場所は丸の内仲通…
江戸三大祭のひとつ、山王祭に行って参りました。と言っても山王祭は6月6日から6月17日まで様々な行事が行われますので、そのほんの一部を観てきたということですけど。この日は6月7日で、神幸祭という山王祭のメインイベントの1つが行われる予定です…
GWに九品仏浄真寺へ二十五菩薩来迎会、通称「お面かぶり」を見学に行きました。一見すると滑稽に見える行事だが、その実は素晴らしかったという話を葬儀業界の仲間に話しました。するとその話が、お世話になっている浄土宗寺院の副住職に伝わりました。副住…
九品仏浄真寺で行われた「お面かぶり」を見てきました。九品仏浄真寺は整えられた美しい境内が特徴で、特に紅葉が素晴らしく、当ブログの「紅葉を楽しめる寺社 3選」の1位に選ばせていただきました。 九品仏浄真寺の「お面かぶり」は4年に1度の開催です…
毎年高尾山薬王院の柴灯大護摩供に参加しているのですが、今年は仕事の都合で行けませんでした。毎年していることをしないでいると、どことなくしっくり来ないものです。そこで退院後のリハビリを兼ねて、GWの只中に行われる川崎大師の柴灯大護摩供に出かけ…
3月30日に高尾山に行った際に、高尾駅から去年訪れた大光寺の桜がみごとに色づいているのが見えました。枝垂れ桜はまだ五分咲き程度でしたが、見物客の方多く訪れていて、電車の車両の中からも感嘆の声が漏れていました。 今年の東京は桜の開花が1週間ほど…
2月3日は節分でした。先週年が明けた感覚ですが、時が経つのが速くて困ります。ヤマト運輸の契約ドライバー切りで、フリーランス軽貨物ドライバー業界がどうなっていくのか、私の仕事は影響を受けるのか、しばし経過観察です。そんな中、なぜか葬儀の仕事…
元旦から大きな自然災害が発生しました。日本海側はこれから天気が崩れるようで、風雨や降雪や寒波の中を困難に立ち向かう皆様に、神仏の加護があらんことを願います。 新年を迎え、自宅の神棚を2024年仕様に整えるため、至って真面目にお参りしてまいりまし…
2023年の大晦日はお昼過ぎまで配達の仕事をして、夕方に鏡餅と年越しそばを買いに行きました。年越しそばは私の感覚ですと、欠かすことのできない大晦日の一大事ですが、このような慣習も時代とともに失われつつあるのだと思います。それでもスーパーでは年…
高輪の泉岳寺で年に2度行われているという義士祭に行って参りました。私が幼い頃は年末の風物詩として、12月になると毎年TVで「忠臣蔵」を放送していました。主役の大石内蔵助を誰が演じるか? というのが、紅白のトリを誰が歌うか? と同じく、年末の興味…
私事ですが、1週間ほど入院していて、11月3日に退院しました。今回は簡単な入院と聞いていたのですが、思ったよりもキツかったです。缶詰生活から開放されたので、軽めの伝統行事に出かけてみました。ずっと気になっていて去年初めて見に行った行事で、噂…
以前訪れた際に田無神社の魅力に惹かれ、いつか何かの行事を見に行きたいと思っていました。運良く例大祭の日に仕事が休みになったので、田無神社に行って参りました。午前中降っていた雨が、午後には上がりました。 田無神社は「開かれた神社」というスロー…
最初の万灯行列がやってきました。よく観察していると、高張提灯を持った方が先頭に2名いて、その後ろに纏を振る人がいて、その後ろから太鼓や鉦を叩く方々が続き、最後に万灯がやってくるという行列です。大堂前の常香炉まで来たら一旦停止。写真( ↑ )の…
御会式というのは、宗祖の命日に行われる大法会で、本来は特定の宗派の行事ではないらしいのですが、実質的には日蓮宗の行事を指す言葉になっています。昨年の10月に寺社探訪目的で雑司が谷の鬼子母神に行ったのですが、それが偶然にも御会式の日でした。あ…
先月は真言宗醍醐派の品川寺の柴灯大護摩供に行きました。こうなったら都内で行われる柴灯大護摩供にできるだけ行ってみようと思いつき、今回は深川不動堂にやってまいりました。当ブログの特別企画「江戸六地蔵+千葉街道」以来、今年二度目の訪問です。 深…
9月は各地の神社でお祭りが行われます。いわゆる秋祭りというもので、例大祭として神社にとって一番とも言える大事な神事です。例大祭の開催時期には特に決まりはないらしいのですが、春と秋、もしくは秋のみに行われることが多いです。夏に例大祭を行う神…
人生最暑の夏がまだ続いていますが、もうお彼岸が近づいていますね。私は持病があるのと貧血を起こしやすいので、熱中症対策としてこの2ヶ月間はすっかり引き籠もっていました。9月も半ば過ぎなので、そろそろと思って久々に出かけました。と言っても、この…
危険な猛暑が続いていますが、靖国神社で毎年7月13日から16日までの間、みたままつりが開催されています。 靖国神社では一年中殿上参拝(正式参拝)をすることができますが、みたままつり期間中は殿上参拝の他に夜間中庭参拝を行っています。夜間中庭参拝は…
早いもので今年も半年が過ぎています。年齢とともに時の流れは加速度を増すと言いますが、本当に先週までお正月だったような気がします。そんな訳で半年溜め込んだ悪いものを祓って、残りの半年を充実して暮らせるように、茅の輪くぐりに行ってきました。 去…
4月18日、亀戸天神の藤まつりに行ってまいりました。早咲きの藤は少し終わっていましたが、全体的には今がちょうど見頃でした。見に行く予定にしている方はお早めにどうぞ。去年の秋、亀戸香取神社を訪問した際、この( ↑ )ように電柱に「亀戸天神 菊まつ…
先に申し上げますが、訪問日(4月18日)時点で、根津神社のつつじ苑は最高の状態でした。まだしばらく最高の状態が続きそうなので、是非訪れてみてください。このような花のイベントは、開花のタイミングがその年によって違っていて、良き頃合いを見計らうの…
2021年は増上寺、2022年は築地本願寺と、2年連続で灌仏会というマイナー行事に参加しています。フリーランスなので仕事が無いのは有難いことではないのですが、今年もお休みだったので灌仏会(花まつり)に行ってまいりました。 近頃の関東地方は天気が不安…
お経を写す写経は、そもそもは経典を複写して仏教を広めるために行われたものですが、平安時代には既に写経すること自体が功徳を得たり、祈願を成就させたり、亡き人への供養になったりする手段とされていたようです。現代では心を落ち着かせる精神修養的な…
桜のきれいな写真を撮るには、晴天の午前中が良いです。桜の開花と天気予報と自分の休みを照合すると、3/22の午前中しかないという結論。しかし、結局はWBC決勝戦の魅力に及ばず、日本の優勝を余韻まで味わってから家を出ました。 桜並木も美しいですが、私…
昨年に続き、高尾山薬王院の「火渡り祭」に行ってまいりました。火渡り祭は13時から国道沿いにある自動車祈願殿前の広場で行われるのですが、火渡りを希望する方に、朝9時から整理券が配られます。整理券は整列誘導のためで、無制限に配布されることになっ…
2月3日は節分で、豆まきをする日です。幼い頃の遠い記憶に、玄関に向かって豆をまいたり恵方巻きを食べたり鰯の頭を吊るしたりした映像が残っています。恵方巻きは関東ではセブン-イレブンが流行らせたのだそうですが、私の育った関西では各家庭に親しまれ…
仏教では仏様ごとに縁日があったり、寺院の記念日を縁日にしたりすることがあります。1月はその年で初めての縁日を迎えるので、それぞれ「初閻魔」とか「初不動」など、最初の縁日を「初〇〇」と称して、特に盛大に行うことがあります。1月18日は初観音に…